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ロボットの開発設計はアサイ・エンジニアリングへ!
株式会社アサイ・エンジニアリング

ミニッツレーサー初出荷記念日

皆さん こんにちは。
年の瀬も押し迫ってきましたね。
街に出ると、あちこちにクリスマスソングが流れていて、楽しげな今日この頃です。
さて、本日は12月23日、天皇誕生日ですね。
私は毎年この日になると、思い出す事があるんです。

それは今から17年前の事。
ミニッツレーサーの初代モデル、MR-01の生産立上げの時の事なんですよ。
当時、つまり1999年の手帳を捲ってみると、12月23日のところに
「休日出勤・ミニッツレーサー最初の生産分、工場から出荷す」
と記されています。

で、このMR-01ですが、完全完成シャーシとか、塗装済みの射出成型ボディとか、京商としては初めての試みが多かった割に、開発スケジュールがタイトだったのであります。それで、いろいろと困難があったのですが
「とにかく年末商戦に間に合わせろ!」
という社命を受けて奮闘した結果、この12月23日、なんとか初出荷に漕ぎ着けたのでした。
これは京商社内のみならず、生産をお願いした協力メーカーさんの並々ならぬご尽力のおかげで出来た事なんですが、そのメーカーさんの工場の前に『ミニッツレーサー』と書かれたカートンが積み上げられてゆく光景を、私は生涯忘れないでしょう。
という訳で、12月23日は私にとって、『ミニッツレーサー初出荷記念日』なんであります。
今晩はシャンペンでも買ってきて、お祝いしましょうかね~

しかしながら、今だから言いますけど、ミニッツの初回出荷は
「いやぁ、ホントによく間にあったな~」
というカンジでして、量産用の金型がすべて仕上がったのが12月の初旬という有様でしたから、今思い出しても目眩がしてきます。
で、そんな中の生産だったのですが、製品の品質は決して落とす訳にはいきませんよね。
そこで、初期ロットの動作チェックは私がやる事にしました。
初回出荷分は確か6000台程だったのですが、これらを私は協力メーカーさんのスタッフ1名と手分けして(つまり一人当たり3000台!)、すべてチェックを行ったのでした。
だから、もしかして初期ロットをお買い上げの方は、シャーシに私の指紋?が残っていたかもしれません。まあ、時効ですよね?
ちなみに動作チェックの方法は、シャーシの電源を入れてステアリングサーボや動力モーター・ギヤの動作を見てゆくのですが、あの時のサーボやデフギヤの作動音は今でも耳にこびりついています。

なお、この1999年の12月末、ミニッツの出荷を見届けた私は、惰性?で二・三日出社した後、正月休みに入った途端に高熱を出して寝込んでしまいました。
何とか起き上れたのは年の明けた1月4日だったので、私には2000年の正月の記憶がありません。まあ、今となっては、楽しい思い出であります。r34kigata

なお写真はミニッツレーサーの最初の2車種の内の一つ、スカイラインGT-R(R34)のボディ金型を製作した際に使った木型です。
これは何時だったか、社内で廃棄されそうになったのを私が貰ってきたものですが、これを見ていると、あの1999年のドタバタが蘇ってきます。

さて、初出荷から17年。
ミニッツは多くの方々に支持していただき、累計生産台数は150万台を突破したようですね。
これは設計者として、ホントに感謝に絶えない気持ちであります。
で、「これからもミニッツをよろしくお願いします」とか言いたいところですが、私はもう随分とミニッツの開発にはタッチしていませんので、まあ、それもちょっと違うかなと。

じゃあ、そろそろアレを凌ぐコンセプトのスモールRCカーを設計して、ウチのブランドでリリースしちゃおうかな?

では、今回はこの辺で。
皆さん 良いクリスマスをお過ごしくださいね。