日本語 English
ロボットの開発設計はアサイ・エンジニアリングへ!
株式会社アサイ・エンジニアリング

ミニッツレーサーの御先祖様? その1

hp-lefty-1
皆さん こんにちは
2017年が始まって、すでに20日も経ってしまいましたね。
ウカウカしていると、またすぐに年末年始がやって来てしまいそうです。

私、結構ポーっとした所があるので、気を付けないといけないんですよ。
昼寝して、起きてきたら、もう年末だったなんてね。

さて、今回のテーマは『ミニッツレーサーの御先祖様?』であります。
なんでこういうテーマにしたかっていうと、実は最近、オークションで面白いものを手に入れたんですよ。

で、それをいろいろといじっていたら、意外な事が判ったんです。
まあ、なんて言いますか、そのモノの中に、ミニッツレーサーの祖先である痕跡を見つけたんであります。

ミニッツレーサーの御先祖様 その1 任天堂レフティRX

hp-lefty-2

外箱。だいぶくたびれています。

その名は『任天堂レフティRX』

なぜこれを落札したかと申しますと、コイツは私の『初ラジコン』のモデルだったからなのであります。

まあ、なんと言いましょうか、初恋の相手みたいなもんでしょうか?
そういうのって、いつまでも忘れられないもんですよね。

さて、私が最初にこのレフティRXを手に入れたのは、1973年の12月で、小学校5年生の時でした。
ある日、親に連れられて伊勢佐木町のデパートに行ってみると、玩具売場のショウケースの中に、コイツが燦然と輝いていたのであります。
私は何とか手に入れようと、親にせがんだのですが、その価格は、なんと¥5900円!

hp-lefty-3

セットの内容。なんと電池(当時モノ!)も入っていました。


その頃はラーメン一杯¥100円の時代でしたから、まあさすがに、こりゃ無理かなと。
しかし、粘った末に
『クリスマス用予算+お年玉の前借』
という事で、何とか目的を達成したのでした。

しかしまあ、今をときめくあの任天堂も、この頃はこういう製品を出していたんですね。

その当時、ラジコンカーは高根の花で、とても子供が手に入れられるような代物ではなかったのですが、任天堂は独自のアイデアで低価格化に成功したのでした。

ちなみに開発したのは有名な横井軍平さんです。

G.YOKOI

横井軍平氏

さて、その当時からエンジニアを目指していた浅井少年、レフティRXのメカニズムを見た途端に、
「これを設計したヒトは、天才だ!」
と、思いました。
だって、たった1チャンネルの操作だけで、左旋回のみとはいえ、オーバルコースを走る事が出来たんですからね。
ホント、横井さん、天才です、尊敬してます。

そのメカはこの写真のようなもので(詳細は省きます)、センターピヴォット式のステアリングを採用した前輪の左側だけが駆動輪(つまり1WD!)になっていると言うものです。

hp-lefty-5

左旋回メカ

だから、パワーのON/OFFだけで、直進と左旋回が出来るんですね。

ちなみに『レフティ』という名は、英語で左利きを表す『LEFTY』だそうです。上手いネーミングですね。

hp-lefty-4

本体と充電器、送信機

また、走行用の電源というのも、オタク少年のハートを鷲掴み?にする画期的なもので、専用の充電器の上で、車体に内蔵されたNi-Cd電池をチャージするというものでした。
ちょうどこの頃は、アメリカ製のNi-Cd電池が普及し始めた頃で、それをいち早く採用したようです。

hp-lefty-6

車体後部。電源SWもあります。

ちなみに充電ジャックは車体の後部にありました。

で、肝心の走りの方ですが、小学校5年生の私にとっては、結構速く感じられました。
一回のチャージで、3分ほど(記憶が定かではない)の走行だったと思いますが、充分楽しめたと思います。
いつも家の6畳間を占領して、タイムアタックをやっていたものでした。

なお、このレフティRXはその後、さんざん遊んでからバラして研究し、最後はこのRCメカを使ってオリジナルのラジコンカーを造りました。
私のラジコン設計屋としてのキャリアは、ここがスタート地点なのかもしれません。あー、気が遠くなってきた・・・
hp-lefty-8

さて、そんなレフティRXと40数年ぶりに対面してビックリ。
車体にノギスを当ててあちこち測ってみたら、ホイールベースがぴったり90mmで、ミニッツのホイールベースMと同じだったのです。しかも、前輪のタイヤ径もΦ25mmで、これまたミニッツのと同じ!

私がミニッツレーサーMR-01を設計したのは1999年なんですが、その時はレフティの事など、忘却の彼方でした。だとすると・・・・・

hp-lefty-7

奥はミニッツのR34GT-R。 車体の大きさもほぼ一緒です。

どうも私は小学校5年生の時、レフティRXにハマり過ぎて、そのDNAを体内に取り込んでしまったようです。
それが、26年の時を経て、ミニッツレーサーに『隔世遺伝』してしまったようなのですが、皆さんは、どう思われますか?

さて、今回はこの辺で。
『ミニッツレーサーの御先祖様?』は次回に続きます。
実はミニッツには、もう一台御先祖様がいるんですよ。意外なヤツが・・・